本、コミック、漫画のスキャン(自炊)方法
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◎昔買った漫画、捨てるにはもったいないけど、もう置き場所がない |
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アメリカでは、ご存知の通り、amazon.com が電子ブック「Kindle」を発売。書籍は紙ではなくデータで販売するのが当たり前になっています。
残念ながら、日本では、出版社がデータ販売に及び腰で、あるいはデータ販売が出版社に何をもたらすか正確に把握しているため、当分、データ販売などされる状況ではありません。
しかし、少なくとも手元にある本を、スキャンして、データとして持ち歩くことは、機材と10分ほどの時間があれば、今直ぐにでもできます。
このサイトは、本のスキャンの方法を動画入りで詳しく説明し、データ保存した本の使い勝手を訴えて行きたいと考えています。
活動の結果、電子書籍文化を広め、日本でも、書籍のダウンロード販売を促していきたいと考えています。
- カッターナイフ
- 100円ショップで売られているもので十分です
- 背表紙の断裁機
- CARL DC-210N
もしくは、 PLUS PK-513 - フィーダ付きスキャナ
- PFU ScanSnap S1500
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背表紙の断裁機は、個人的にはDC-210Nの方が好きです。
PLUS PK-513 は、1.5cm 厚までの本(文庫本や薄めの漫画)なら、1度で背表紙を切り落としてしまうことが出来ますが、本体重量が14kg もあることと、ハンドルを上げた状態で保管するので、スペースをとります。(ウチは狭いのだ。狭いからスキャンするのだ)
DC-210N(2kg程度)の場合は、1度に断裁できるのはせいぜい25枚までなので、殆どの本で、断裁前に分割する必要があります。ただ、後に示す通り、本1冊を分割するのに、30秒もかかりません。
値段は、PK-513が3~4万円前後、DC-210Nが1.2~1.5万円です。
どちらが良いとは一概には言えず、スキャンする本の数と、断裁機を保管するスペースの問題なのでよく考えて選択しましょう。
裏ワザとして、FedEX Kinko's に行けば、250ページ(125枚)までの本なら1冊105円で背表紙を断裁してくれます。250ページを超える本なら、250ページごとに105円です。工作機械のような電動式の大型断裁機で、バサ~っとやってくれますので、スキャンする本が少なければ、Kinko's を利用すると①~②の工程を省略できます。店舗ごとに裁断機を置いている店と置いていない店があるようなので、電話で問い合わせしてみましょう。
将来的に150冊以上スキャンする可能性がある人にはDC-210Nを、300冊以上スキャンする可能性がある人には、PK-513を買うことをお勧めします。
①:本をカッターナイフで分割します。
②:断裁機にかけ、背表紙を切り落とします。
③:背表紙の糊が残って2枚がくっついた状態のページがないか、確認します。
④:スキャナの設定を行います。
⑤:スキャンします。
(厚さ1.5cm以下の本ならPLUS の PK-513 を利用する場合、一度で背表紙を切り落とせるのでこの工程は必要ありません)
まず、以下の動画を見てください。背表紙断裁機としてCARL の DC-210N を利用する場合、漫画なら4~5分割する必要がありますが、慣れてくると1冊30秒未満で分割することができます。
動画を見ると分かると思いますが、カッターの使い方が問題です。以下の図のように、なるべく、背表紙と刃の確度を小さくし、刃の付け根で押切るようにすれば、一息で切ることができます。
また、刃が紙のように薄いことが重要です。鋭利なナイフでも、刃の厚みがある場合は、ページをえぐったりすることがあります。カッター以外の刃物はお勧めできません。

断裁機に分割した本をセットして、背表紙部分を切り落とすだけです。漫画だと絵の一部を切り落としてしまう可能性もありますが、余裕をみて背表紙から5mm くらいの位置でカットすることをお勧めします。背表紙から2~3mm の位置で切り落としてしまうと、背表紙の糊がかなり残ってしまうので、多くのページがくっついたままになってしまいます。2ページが1枚にくっついていると、スキャンした時にエラーが出て、スキャンを最初からやり直し、ということになってしまいます。
ページをパラパラとめくり、糊が残って2枚の紙がくっついて1枚になっている状態になっている箇所を探します。4~5冊経験して慣れてくると、指先の感覚だけで、くっついているページが分かるようになります。職人の技というものです。しかし、最初は焦らず、ゆっくりとめくっていくことが重要です。ここで手を抜くと、時間のかかる④の工程を何度もやり直すことになるので、時間をかけてでも不良ページを確実に発見することを優先してください。
以下の設定は、コミック・漫画用です。文庫本などテキスト情報が多い本は、こちらの文庫本スキャンの設定を参照してください。
スタートメニュー → 全てのプログラム → ScanSnap Manager →ScanSnap Manger の設定 を選択します。
マネージャーウィンドウが開いたら、まず、「保存先」のタブを選択します。
①ファイルの保存先フォルダを「参照」ボタンを押して選択します。1冊につき1フォルダを作っておきましょう。
②次にファイル名の設定ボタンを押します。
ファイル名の設定ボタンを押すと、子ウィンドウが出てきます。
「自分で名前を付けます」を選択し、ファイル名の頭の部分を入力します。「本のタイトル+アンダーバー」としておけばよいでしょう。
右側の連番設定は、3桁にすると、たとえば25ページ目は、025 となります。4桁にすれば、0025です。画像のように設定すると25ページ目は、「BERSERK24_0025.jpg」 というファイルで保存されることになります。
次に、「読み取りモード」タブを選択します。上から「ファイン」「グレー」「両面読み取り」にしておけば良いでしょう。また、「継続読み取りを有効にする」にチェックを付けておきましょう。これを付けておかないと、スキャナ台にセットした原稿がなくなった時点で、一連のスキャンが終了してしまいます。S1500の読み取り速度は早いため、次の原稿を補給するのを忘れていると、そのまま終了してしまうことがよくあります。
ちなみに、カラーモードの選択の所を「自動(原稿ごとに自動識別します)」にすると、なぜかJPGでは保存できず、PDFでしか保存できません。PDFで保存しておきたい人は、「自動」にするとよいでしょう。
次は、「ファイル形式」の設定です。JPGか、PDFしか選択できません。JPGを選択します。あとからPDFにしたい場合でも、結合ソフトなどを使うことで、PDFに変換することができます。
最後に、「ファイルサイズ」の設定をします。JPGの圧縮率を決めるわけですが「2」にしておけばよいでしょう。コミック1冊で、大体100メガバイト弱くらいになります。
「3」にすると40~50メガバイトくらいです。3でも非常に鮮明なので、3でも構わないですが、最近のハードディスク容量を考えると、50メガでも100メガでも、殆ど差はないと思います。
ちなみに、1テラバイトのHDDを持っていれば、(2009.9月時点で3.5インチSATAで7000円程度)100メガの本が1万冊保存できます。
OKボタンを押すと設定完了です。
ScanSnap S1500 にバラしたページを20枚くらいずつかけ、開始ボタンを押します。すると、先ほどPCで設定した仕様で勝手にスキャンを始めてくれます。
ScanSnap S1500 はかなり高性能で、1枚(両面)スキャンするのにおよそ2秒ちょっとです。 コミックの場合、大体1冊100枚(200ページ)なので、1冊あたり、3分半~4分程度で読み取ることができます。
難点は、紙のセットで、最大50枚くらいしかセットできません。実際には、30~40枚ずつ補充してしまうことになると思いますが、スキャン中、紙の追加セットが必要なので、席を離れることが出来ないでしょう。
途中で途切れないように追加セットし続けることが望ましいですが、仮に途切れても、PC画面に表示される画面で、「継続スキャン」を選択すれば、次の番号のファイル名で再びスキャンを再開してくれます。
